医療法人スマイルアート
HOME > 抗菌再生 > エナメル質形成不全と言われた方
虫歯とよく間違われる歯の病気に「エナメル質形成不全」というものがあります。
昔はこれも虫歯の仲間に入っていて、見つかれば即座に削って詰めるのが普通でした。
形成不全といわれる歯の特徴として・・・
生えてきたばかりの歯に茶色い斑点がある・生えてきた歯の形がおかしい・欠けた歯が生えてきた・歯の溝が深い等
虫歯とは成り立ちが違うこの歯の異常には、虫歯とは違う配慮と対応が必要です。乳歯でも永久歯でも同じです。
むやみに削って詰めてしまっては、どんどん歯が壊れてしまいます。
形成不全であっても、大切な自分の歯なので守っていかなくてはなりません。
崩れかかったエナメル質を保護し再生させるための方法が、【レーザーによる抗菌再生治療】です。
レーザーで形成不全の部分を殺菌し、抗菌セメントで覆います。
これを繰り返すことで、歯の再石灰化が行われ、自然崩壊を防ぐことができます。
この治療は抗菌セメントがはがれてしまうと効果がありません。
そのため、約三か月に一度の定期健診に通っていただき、経過観察・歯肉炎予防を行います。
長い時間がかかりますが、重要な治療です。ぜひ、欠かさずに通っていただくようにお願い致します。