噛み合わせは日常の些細な癖で変化してしまいます。
例えば「横向きやうつ伏せで寝る」「決まって一方の肩にカバンをかける」等々・・・
そんな事で?と思うものも原因になります。
歯は大きな力によっていきなり動くのではなく、弱くても長時間かかれば少しずつ動いていきます。
そして、それは毎日の中でほんの少しずつのため
ご自身では気づかないことがほとんどです。
そのままズレた噛み合わせで、噛んでいると歯に均等に力が加わらず
強く接触する歯が現れたり、歯ぎしりをするようになり歯へのダメージとなります。
これにより、虫歯じゃないのに痛みを感じる、更には本当に虫歯になってしまうこともあります。
お口の中以外にも、頭痛や肩こりなど全身の症状として
現れることもあります。
「歯磨きは頑張っているのに・・・」という方。
虫歯は歯磨き不足や甘いものだけが原因ではないのです。
さて、いかがですか?少しでも噛み合わせの重要性を感じましたか?
当院では、どの歯に力が強くかかっているのか・どのようにズレているのか、を調べるところから始め
対処法を考えていきます。
調べ方はとても簡単で、厚さ1mmに満たないマウスピースを使用します。
使い方も夜寝ている間に装着して頂くだけです。強く当たっているところは擦れて傷が出来たり
3日ほどでマウスピースに穴が開いた!なんて方もいらっしゃいます。
その後必要な対応を取り、解決を目指していきます。
先に挙げた「決まって一方の肩にカバンをかける」という例。
いつもと反対の肩にカバンをかけてみてください。どうですか?
違和感があった人は、すでに噛み合わせがズレているのかもしれません。
「虫歯ではない」といわれたのに
なんだか痛いという方も噛み合わせが原因かもしれません。
虫歯じゃないのに歯を削られるのは嫌ですよね。
まずは、ご自身の噛み合わせをチェックしてみませんか?